久しぶりに찜실방(チムジルバン)(→
'06.11.19 初ジムジルバン参照) へ行って来た。
今回行ったのは동며앞(トンミョアップ : 東廟前)駅前にある"
스파렉스(スパレクス)"。共有スペースはとても広いが、お風呂スペースが狭いというかできるかぎり押し込めた感じというか...
まずエレベーターで12階へ。受付でお金を払う(6,000won)とお姉さんがタオル2枚とTシャツ短パンを貸してくれる。初め気づかずにそのまま中へ...ン?靴箱の鍵もらってないぞ?とカウンターへ戻る。そういやみんな何やらかごに鍵をほおり投げたりしてたな。ロッカーの鍵は受付のカウンターに置いてあるかごから自分で勝手にとっていくよう。何せここでの生活は、周りを見てまねることから始まるのだ。
今回アカスリ(때밀이:テミリ、15,000won)をやってみた。どこで頼むものやらこればかりはいつもわからない。受付で聞くと、「中で」と言われ、女子更衣室の売店のおばちゃんに言ったらこれまた「中で」と言われる。そして「とにかく全部脱いで、これ持って行きなさい」と両替してくれたお金を渡される。お風呂場にベッドが数台並んでいるスペースがあって、おばちゃんたちがビキニ姿の汗だくでアカスリやらマッサージやらしているスポットへ行き、お金を見せると「そこにお金と鍵を置いていって」と言われる。さすがに日曜、お風呂場もアカスリスポットも満員状態。お風呂に入って待つこと30分。いよいよ出番。
アカスリは初めちょっと痛いのだけれど、慣れてくるととても気持ちいい。本当にえ?そんなところまで???と思うようなところまでゴシゴシしてくれる。隅から隅まで皮膚という皮膚を全て網羅。ものの20分ほどで全身終了。最後に顔を泡で洗ってマッサージし、体全体も泡で洗って泡だらけのまま終了。訳が分からず横たわっていると、おばちゃんに「終わったから早く降りてっ!」と促される。韓国のおばちゃんは迫力満点なのだ。
今回もやっぱりお風呂場は圧巻。裸族がいっぱい。誰も隠そうともしないどころか、お互い寝転がって体をアカスリでこすりあったり、真っ裸で床に寝そべって休憩したり... そりゃ普段の生活も人との距離が近いはず。真っ裸の付き合いなのだから。
写真をアップしたいのだけれど、パソコンが新しくなってどうすればいいのかわからず断念。また今度。
付足し('07.05.22up)
このスパには穴蔵(!?)があって、そこで一人一人のスペースがある。ちょっとびっくり。でも宿泊する人にはなかなか良い?!
스파렉스(スパレクス)
最寄り駅 : 동며앞(トンミョアップ : 東廟前) 地下鉄1号線#27、6号線#636
#6出口を出てすぐ右手にあるひときわ高いビルの12階にある。
料金 : 5:00-20:30→6,000won、20:30-5:00→8,000won
子どもは半額、24時間営業(ただし4:00-6:00はお風呂掃除時間)
アカスリは15,000wonから。顔、マッサージなどついていくと20,000-50,000won
備品 : 石けん、ドライヤー、乳液、綿棒
共有スペースには찜실방(チムジルバン)、한증막(ハンジュンマク:汗蒸幕)、ネイル、ジム、映画ルーム、PCルーム、チルドレンスペース、(今回びっくりした)穴ぐらのような1人ずつ入って寝ることができるスペース、フードコート、マッサージ、森林浴スペースなどがある。
今まで行った3つの中では個人的には高速ターミナル駅にあるセントラルスパがおすすめ。今回のスパレクスはお風呂がきれい&広いとは言えない。